トウガラシ(カイエンペッパー)Capsicum frutescens
トウガラシのハーブとしての特徴
トウガラシは野菜の一種で、主に辛味の香辛料として使われる。
トウガラシの種類はたくさん見られ、鷹の爪、ハバネロ、ピーマン、しし唐、パプリカなど。
ハーブではカイエンペッパーCapsicum frutescensとも呼ばれる。 悪寒、リウマチ、抗うつの治療にも使われる。
トウガラシのDATE
トウガラシ(カイエンペッパー) | |
科名 | ナス科 |
属名 | トウガラシ属 |
学名 | Capsicum annuum |
英名 | Chili pepper |
原産地 | 中南米 |
特徴 | 1年草 草丈:60~80㎝ |
性質 | 非常に熱、辛味、乾 |
成分 | アルカロイド、脂肪酸、フラボノイド、ビタミンA、B₁、C、揮発成分、糖類、カロテン、色素 |
作用 |
循環刺激、発汗促進、胃刺激、殺菌、抗菌、神経を刺激し強化する。 外用:刺激作用、血行促進 |
トウガラシの使用上の注意
トウガラシの利用・効果
トウガラシのオイル(抽出油)
実
【作り方】粉末25gをヒマワリのオイル500㎖に入れ、湯煎して2時間加熱。
効果血行を患部から散らす
マッサージオイル:加温作用。リウマチ、腰痛、関節炎に。 ※皮膚に刺激あり
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トウガラシの浸剤(ハーブティー)
実
【作り方】小さじ半分を熱湯200ccに加え浸剤を作り、その浸剤の大さじ1杯を熱湯200ccで薄める。
効果飲用:風邪、悪寒、手足の冷え、ショック、うつ病、消化機能の改善
湿布(ガーゼなどに浸剤を浸して幹部に当てる):リウマチ、捻挫、打ち身
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トウガラシのチンキ剤
実
効果飲用:5~10滴を100ccの熱湯で薄める。循環刺激、強壮。
うがい剤:5~10滴を100ccのお湯で薄める。のどの風邪
軟膏:チンキ剤で軟膏を作る。しもやけ。
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参考文献
参考文献 『メディカルハーブ―薬用ハーブ完全図解ガイド)』ペネラピ・オディ著 英国ハーブソサエティ編/日本ヴォーグ社(1 ...
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