エキナセア echinacea
エキナセアのハーブとしての特徴
エキナセアはムラサキバレンギクともパープルコーンフラワーとも呼ばれる。
抗菌・抗ウイルス作用があり、弱った免疫力を強化し、病気に対する抵抗力を高める働きもあるので、風邪やインフルエンザの予防に。
アメリカ先住民では蛇の咬みキズ、熱病、治りにくい古傷の治療などに使われていた。
エキナセアのDATE
エキナセア echinacea | |
科名 | キク科 |
属名 | エキナセア属 |
学名 | Echinacea angustifoliaDC. Echinacea purpurea L. |
英名 | Echinacea |
原産地 | 北アメリカ |
特徴 | 多年草 50~60㎝ |
性質 | 辛味・鹹味(かんみ:塩辛い味))冷・涼・乾 |
成分 | 多糖体、カフェ酸誘導体、アルキルアミド、揮発油、ピロリジンアルカロイド |
作用 | 免疫調節、免疫賦活、浄化、リンパ系の活性、創傷治癒、抗菌、抗ウィルス、抗真菌、消炎 |
エキナセアの使用上の注意
※大量に用いると吐き気、めまいを生じることがある。
※免疫抑制剤を服用している人は使用してはいけない。
※アレルギー反応を起こす場合がある。(菊アレルギー)
エキナセアの利用・効果
エキナセアの煎剤(煎じ茶)
使用箇所
根
効果飲用:感染症
洗浄剤:化膿した傷
煎剤とは?煎剤の作り方はこちら
-
煎剤(煎じ茶)|ハーブの利用法
ハーブの利用法『煎剤』 煎剤 Decoction 煎剤は、一般的に煎じ茶と呼ばれるものです。 ハーブの熱に破壊されにくい ...
続きを見る
エキナセアのチンキ剤
使用箇所
地上部・根
効果飲用:インフルエンザ、悪寒、尿路感染症、腺熱 うがい剤:のどの痛み、扁桃腺
チンキとは?チンキ剤の作り方はこちら
-
チンキ・ティンクチャー(Tincture)|ハーブの利用法
チンキ・ティンクチャー(Tincture)とは? ドライまたはフレッシュのハーブをアルコール、またはアルコールと水のブレ ...
続きを見る
エキナセアの粉末
使用箇所
根
効果湿疹、ニキビ、潰瘍 カプセル:カゼ、インフルエンザ、腎臓や尿路感染症
参考文献
-
参考文献
参考文献 『メディカルハーブ―薬用ハーブ完全図解ガイド)』ペネラピ・オディ著 英国ハーブソサエティ編/日本ヴォーグ社(1 ...