キサンタンガムを使って無水エタノールでハンドジェルを作る方法
簡単にハンドジェルを作る方法を前に紹介しましたが、今回は無水エタノールをキサンタンガムを使ってジェルにする方法をご紹介します。(消毒用エタノールでも作れます。)
新型コロナウイルス対策には80%くらいのアルコール(エタノール)濃度が効果があるとされているので、無水エタノールを使って80%濃度のハンドジェルを作ります。(消毒用エタノールで作った場合少しアルコール濃度が下がります。)
無水エタノール、エタノール、消毒用エタノールの違いは?
それぞれ含有するエタノールの濃度が異なります。
・無水エタノール・・・・・・エタノール99.5vol%以上
・エタノール・・・・・・・・・・エタノール95.1~96.9vol%
・消毒用エタノール・・・・エタノール76.9~81.4vol%
エタノール濃度が80%前後のものが最も消毒効果が優れているので、消毒には消毒用エタノールが使用されます。清掃には無水エタノールが最も適したものになりますが、エタノール、消毒用エタノールでも十分汚れは落ちます。健栄製薬サイトQ&Aより
簡単にジェルを作る方法はこちら
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ハンドジェルの作り方
材料 50㎖分
- 無水エタノール 40㎖
- 精製水 7㎖
無水エタノールと精製水の代わりに消毒用エタノール47㎖でもOKです。
- キサンタンガム 0.4g
全体の0.1~1%の濃度で使用できます。
- グリセリン 2g
保湿のために入れます。入れなくてもOKです。
キサンタンガムとは?
でんぷん等の糖質を微生物が分解(発酵)し作られた多糖類を精製し、粉末にした天然のガム質。
皮膚表面に保護膜を作り、保湿性が高い。化粧品等の質感を上げます。
耐熱性・耐酸性・耐アルカリ性に優れ、水にも溶けます。
食品添加物としてとろみ付けなどにも使われています。
作り方
step
1グリセリンとキサンタンガムを混ぜる。
キサンタンガムの量を調節してお好みのジェルの固さに。
50㎖にキサンタンガムを0.15~0.5g使用。
計量スプーンでのおよその分量
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- 1スプーン=0.8g
- 1/2スプーン=0.4g
- 1/4スプーン=0.2g
- 1/10スプーン=0.08g
step
21に無水エタノールと精製水を少量ずつ加えよく混ぜる。
ダマになったら少し置いてから混ぜます。
電動クリーマーを使うと楽です。空気が入りすぎないように注意。
step
3容器に移して完成です。