金柑をもらったので甘露煮・金柑茶を作りました♪
金柑とは?
金柑(キンカン)とは、ミカン科キンカン属に分類される常緑性低木の総称。
日本には江戸時代以前伝来。 耐寒性が高く、病害虫の心配が少ないことから、家庭で楽しめる果樹として親しまれています。
品種が多く、「ネイハキンカン」「マルキンカン」「ナガキンカン」など 夏~秋にかけて3回にわたって2~3cmほどの白い花を咲かせ、結実すると黄色い果実が付きます。
収穫した実は、皮ごと食べることができ、生で食べるほか、ジャムを作ったり、甘露煮にしたりして楽しみます。
キンカン | |
科名 | ミカン科 |
属名 | キンカン属 |
学名 | Fortunella |
別名 |
英名:Kumquat、Cumquat 別名:金橘(キンキツ) |
原産地 | 中国 |
特徴 | 常緑低木(果樹) |
樹高 | 1.5~2m |
花期 | 7月~10月 |
果実熟成(収穫期) | 11月下旬~5月中旬 |
金柑の甘露煮・金柑茶の作り方
材料
- 金柑 1㎏
- 砂糖 500g
- 水 金柑がひたる量
ポイント
作り方
step
1金柑の下処理をする
金柑のヘタを取り除きよく洗う。
金柑に浅い切込みを入れる。
step
2鍋に金柑と金柑が浸るくらいの水を入れ中火で煮る。沸騰したら弱火にし10分煮る。
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3砂糖を入れ味が染みるまで30分ほど煮る。
長く煮ることで煮汁に金柑の味が出ます。
ポイント
金柑茶にしてもおいしい!
金柑の甘露煮を作るときシロップ(煮汁)を多めにして作り、シロップをお好みの量のお湯で割り、お茶にしてもおいしい♪(〃▽〃)
さらにちょっとお酒(ラム、ブランデーなど)を足して簡単金柑酒のお湯割りに♪
金柑の効能
金柑にはビタミンCをはじめ数種類のビタミンが含まれる。
金柑の別名金橘(キンキツ)とは生薬名で、漢方では理気・止嘔・解酒毒の効能があり、二日酔いや消化不良に用いる。 また、カゼ、咳止めに効果があるとされている。
キンカン酒は疲労回復に効果があるとされる。
のどの痛み・咳止め・風邪の予防
鼻やのどの粘膜の保護・痛みに効果がある。
毛細血管の強化・血流改善効果
「ヘスペリジン」(ビタミンP)が柑橘類の皮や袋、スジなどに多く含まれ、毛細血管の強化や血流改善効果が認められている成分。 ビタミンCと共に働き、毛細血管を細菌やウイルスから守る働きがある。 またビタミンCの消耗を防ぎ、しなやかで強い血管を保つ。 末梢血管を強くする作用のほか、高脂血症を予防する作用などがある。
冷え改善効果
「ヘスペリジン」の効果により血流もよくなり、冷え性の改善につながる。
美肌効果
「ヘスペリジン」の効果により血流もよくなれば、美肌にもつながる。 ビタミンCが豊富なのでコラーゲンを作るのを助け、皮膚の形成に効果。
疲労回復効果
クエン酸を含み、疲労回復に効果あり。
骨粗しょう症予防や免疫力の向上、糖尿病の進行抑制があるとされている
カロテノイドの一種「β-クリプトキサンチン」を含み、骨粗しょう症予防や免疫力の向上、糖尿病の進行抑制があるとされている