金柑の甘露煮・金柑茶の作り方・効能

2019年12月21日

金柑をもらったので甘露煮・金柑茶を作りました♪

金柑をもらいました♪ 金柑の甘露煮を作って金柑茶を飲もう♪と思ったけど、いつも何気に食べている金柑だけど「金柑って体にいいんだよね??」と効能が気になったので調べてみました。

金柑とは?

金柑(キンカン)とは、ミカン科キンカン属に分類される常緑性低木の総称。

▶金柑ーウィキペディアへ

日本には江戸時代以前伝来。  耐寒性が高く、病害虫の心配が少ないことから、家庭で楽しめる果樹として親しまれています。

品種が多く、「ネイハキンカン」「マルキンカン」「ナガキンカン」など 夏~秋にかけて3回にわたって2~3cmほどの白い花を咲かせ、結実すると黄色い果実が付きます。

収穫した実は、皮ごと食べることができ、生で食べるほか、ジャムを作ったり、甘露煮にしたりして楽しみます。

 
  キンカン 
科名 ミカン科
属名 キンカン属 
学名 Fortunella
別名

英名:Kumquat、Cumquat  別名:金橘(キンキツ)

原産地 中国
特徴 常緑低木(果樹)
樹高 1.5~2m
花期 7月~10月
果実熟成(収穫期) 11月下旬~5月中旬

金柑の甘露煮・金柑茶の作り方

材料

  • 金柑 1㎏
  • 砂糖 500g
  • 水 金柑がひたる量

ポイント

砂糖を上白糖ではなく甜菜糖(てんさいとう)を使うと優しくコクのある甘さになります。出来上がりの色もアメ色になります。ハチミツを入れたものと同じような風味になります。

作り方

step
1
金柑の下処理をする

金柑のヘタを取り除きよく洗う。

金柑に浅い切込みを入れる。

step
2
鍋に金柑と金柑が浸るくらいの水を入れ中火で煮る。沸騰したら弱火にし10分煮る。

step
3
砂糖を入れ味が染みるまで30分ほど煮る。

長く煮ることで煮汁に金柑の味が出ます。

ポイント

しっかり煮汁に味を出したいときは落し蓋をします。

金柑茶にしてもおいしい!

金柑の甘露煮を作るときシロップ(煮汁)を多めにして作り、シロップをお好みの量のお湯で割り、お茶にしてもおいしい♪(〃▽〃)

さらにちょっとお酒(ラム、ブランデーなど)を足して簡単金柑酒のお湯割りに♪

金柑の効能

金柑にはビタミンCをはじめ数種類のビタミンが含まれる。

金柑の別名金橘(キンキツ)とは生薬名で、漢方では理気・止嘔・解酒毒の効能があり、二日酔いや消化不良に用いる。 また、カゼ、咳止めに効果があるとされている。

キンカン酒は疲労回復に効果があるとされる。 

 

のどの痛み・咳止め・風邪の予防

鼻やのどの粘膜の保護・痛みに効果がある。

毛細血管の強化・血流改善効果

「ヘスペリジン」(ビタミンP)が柑橘類の皮や袋、スジなどに多く含まれ、毛細血管の強化や血流改善効果が認められている成分。 ビタミンCと共に働き、毛細血管を細菌やウイルスから守る働きがある。 またビタミンCの消耗を防ぎ、しなやかで強い血管を保つ。 末梢血管を強くする作用のほか、高脂血症を予防する作用などがある。

冷え改善効果

「ヘスペリジン」の効果により血流もよくなり、冷え性の改善につながる。

美肌効果

「ヘスペリジン」の効果により血流もよくなれば、美肌にもつながる。 ビタミンCが豊富なのでコラーゲンを作るのを助け、皮膚の形成に効果。

疲労回復効果

クエン酸を含み、疲労回復に効果あり。

骨粗しょう症予防や免疫力の向上、糖尿病の進行抑制があるとされている

カロテノイドの一種「β-クリプトキサンチン」を含み、骨粗しょう症予防や免疫力の向上、糖尿病の進行抑制があるとされている

金柑は手軽に生でも食べられるけど、金柑煮にしておくと日持ちして長く楽しむことができるのでオススメです♪