久しぶりに着てみようかなと出したシャツを見てびっくり!
ずっと(1~2年?)着ていなかった白いシャツを出してみると「これって生成りだったっけ?」と思うほど…。
なんで⁉黄ばんじゃうの???
黄ばみの原因は主に皮脂とタンパク質
普段の洗濯では落ちきらなかったものが時間が経ち酸化し黄ばみに変わってしまいます。
他には、保管場所の湿気が多い場合でも黄ばんでしまうようです。
黄ばみ落としに酵素系漂白剤を使う
黄ばみには漂白剤がいいというが、漂白剤には塩素系と酵素系のタイプがある。
まずは洋服についている洗濯タグを確認しよう
洗濯表示
洗濯タグの表示 | 表示マークの意味 |
塩素系・酵素系の漂白剤を使用して漂白可能 |
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酵素系の漂白剤を使用して漂白可能 |
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漂白不可 |
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塩素系の漂白剤を使用して漂白可能 |
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塩素系漂白剤の漂白不可 |
酵素系の漂白剤とは⁉
酵素系漂白剤には液体と粉末があり、染み抜き・漂白・除菌などに効果があります。
同じ酵素系の漂白剤でも液体と粉末は成分が違うものです。液体は主成分が過酸化水素。粉末の主成分は過炭酸ナトリウム。
粉末タイプのほうが漂白力が高く、除菌効果も優れている。液体タイプは油汚れを分解しないが、粉末タイプは油汚れを分解する。ということなので、黄ばみ落としには粉タイプの漂白剤のほうが適している。
液体
粉末
黄ばみ落としに必要なもの
用意するもの
- 酵素系漂白剤(粉末) 大さじ2杯
- 食器用中性洗剤 大さじ2杯
- 50℃くらいのお湯
- 洗濯たらい
- ビニール袋
酵素系漂白剤はこちらを使用。↓
食器用中性洗剤は皮脂を落ちやすくするために使用。
50度くらいの熱めのお湯をすることで効果UP!熱湯では使用しない
黄ばみの落とし方
step
1洗濯たらいにお湯を入れ、酵素系漂白剤・食器用中性洗剤入れよく混ぜる。
step
2シャツを浸す。
肌の弱い人はビニール手袋を!
step
3ビニール袋をかぶせ、1時間置く。
step
4いつもと同じように洗濯洗剤を入れ、洗濯機で洗濯する。
洗ってみた結果
洗濯後
スッキリと白には戻らないシャツも…。
漂白する前よりは白くなったかな?という結果でした。
ああ失敗…。失敗しました。
粉末タイプ漂白剤「過炭酸ナトリウム」は洗濯機の洗浄にも効果あり!ということを忘れ、黄ばみ落とし中(1時間後)の洗濯たらいのシャツを液体ごと洗濯機に投入し洗濯。脱水後シャツを洗濯機から出してびっくり!シャツに洗濯槽からはがれた汚れ(ゴミ)が大量についていました…。
粉末タイプの漂白剤の注意すること
注意ポイント
- 絹・毛などアルカリに弱いタンパク繊維の洗濯・漂白はダメ。
- 保管するときわずかに過酸化水素を発生させるので、密封容器に保管してはダメ。変形・破裂の恐れあり。
- ステンレス以外の金属と反応するためステンレス以外のボタン、ファスナーなどがついている服に使用してはダメ。
- 草木染の製品に使ってはダメ。
- 塩素系・還元系漂白剤と一緒に使用してはダメ。
粉末タイプ酵素系漂白剤(過酸化ナトリウム)の使い道は衣服の漂白以外にも!
除菌・消臭・漂白してくれる酵素系漂白剤(過酸化ナトリウム)衣服の漂白以外にも使い道がたくさんあります。
- ふきんのシミ落とし・食器の茶渋落とし・調理器具の消臭・除菌・漂白。
- お風呂場のカビ等を消臭・除菌・漂白。タイル目地・パッキンのカビ落とし。
- 排水口の掃除。ヌメリ取り、消臭
- 洗濯槽のカビに。
- 食洗器の掃除に。消臭・除菌