「ひね」って???
そうめんの箱に「ひね」とシールが貼ってあった・・・
今まで気にしてなかったが、これって「古い」っていうことだよね・・・ 気になったので調べてみました。
「ひね」とは
「ひね」を漢字で表示すると「古」「涸」。1年以上熟成させたもののことを言います。
そうめんは冬から春に製造され、梅雨の時期を1回経たもの(1回目を迎えたもの)を「新物(しんもの)」2回経たものを「古物(ひねもの)」といいます。
さらに、3回経たもの「古古物(こひねもの)」「大古物(おおひねもの)」といいます。
なぜ梅雨の時期でみるのか?
そうめんを梅雨の高温多湿の時期に管理の行き届いた所で、高温発酵し、熟成させる。(小麦粉に含まれる酵素の働きによって成分変化・物質変化が起こります。)
このことを「厄(やく)」といいます。
「厄」を越すことで、風味豊かで、食感がよくなり、油臭さも抜け、コシが強く、茹でのびしにくくなる。
「ひね」は「新」とはまた一味違った味になります。
しかし古い方がよいというわけでなく食べごろは2~3年といわれています。