とろみのある化粧水「モイスチャーローション」を作ってみよう♪
そんなトロっと化粧水が簡単に作れます♪ 自分で作るから好きなトロっと感で出来るのがいい! ジェルくらいにもできるのでお好きなとろみで作れます。
「とろみ」をつけるには
とろみをつける方法はいろいろあります。 元々とろみのある材料を使うか、増粘剤を使ってとろみをつけるなど。
ガムをつかう
キサンタンガム
デンプンなどの糖質を微生物が発酵(分解)して作られた多糖類。天然の増粘安定剤。
グアガム
マメ科植物グアーの種子の胚乳部分から作られる水溶性の食物繊維。
タマリンドガム
タマリンドの種子からとれた植物性の増粘安定剤。
有効成分を使う
コラーゲン
肌に潤いとハリを与え、毛穴を目立たなくする。 保湿性が高く、角質層の水分バランスの調整をし、外からのダメージを防ぐ。
ヒアルロン酸
肌をしっとりさせ、ハリと潤いを与える。肌のしわや老化を防ぐ。 保湿性が高、く浸透性に優れ、保護膜を作り、乾燥、外からのダメージを防ぐ。
その他を使う
アロエベラジェル
肌に潤いを与え、肌荒れを改善する。 保湿、公園、収斂、抗菌作用あり。
ゆずの種
ゆずの種の周りについている「ペクチン」という水溶性の食物繊維がとろみ。 ジャムやゼリーを作るときにも使用。 保水力が高い。 単体で使用したり、組み合わせて使用しても。(相性あり)
簡単♪とろみのあるモイスチャーローションの作り方
材料 100㎖分
- 精製水 100㎖
- キサンタンガム 0.5g とろみ
- ベタイン 0.5g 保湿
ビート糖から得られる植物性天然系保湿剤。アミノ酸の一種。
- 1.2-ヘキサンジオール 1.5g 防腐剤
- 1.3ブチレングリコール 0.5g 防腐剤
常温保存したい場合は防腐剤が必要です。 冷蔵庫に保管し、すぐ使う場合は防腐剤なしでもOK。 1.2-ヘキサンジオール と 1.3ブチレングリコールを使うと常温で1が月保存可能です。
作り方
step
1ビーカーなどに、材料すべて入れて、電動クリーマーなどを使いよくかき混ぜる。
step
2混ざったらポンプなどの容器に移し、完成。
計量はスプーンが便利。1/2スプーン=0.5g
計量スプーン
有効成分をプラスして自分に合ったとろみ化粧水を!
コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、リピジュア®、アルブチンなどなど。 乾燥、しみ、しわに・・・。
人により気になる有効成分はいろいろで、成分もたくさんある! 今ではその有効成分がネットで購入できるので、自分にあったスペシャルな化粧水が手作り出来ちゃう♪
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荒技!? 既成の化粧品にとろみをつける!!!
フローラルウォーター(芳香蒸留水 ハーブウォーターとも呼ぶ)にとろみをつけて「天然ハーブジェル」なんてのもよさそう♪ しかし、使用する材料、有効成分、防腐剤との相性があるので、ちょっと注意が必要・・・。
防腐剤の相性
防腐剤もいろいろありますが、
《ダメな例の一部》
- キサンタンガムとGSE(グレープフルーツシードエクストラクト)は×
- ヒアルロン酸とGSEは×
- フローラルウォーターとGSEは×
既成の化粧水など、入っている成分が解りづらい場合、一度に全部混ぜず、少しお試しで混ぜてみる方法がいいかも。
ガムなどの使用分量目安
(例)化粧水100㎖に キサンタンガム 0.5g とろみの硬さははお好みで。
使用目安
- キサンタンガム 全体の0.1~1%
- ラマリンガム 全体の0.1~4%
- グアガム 全体の0.5~1%
- アロエベラジェル 全体の10~100%
etc.・・・
いろいろできる♪?
いろいろ好きに出来すぎて楽しい♪(=∀=) きりがない⁉
お肌につけるものだから使う前に、パッチテストを忘れずに。