日焼け止めのSPFとPA

2018年5月5日

日焼け止めの「SPF」と「PA」って???

日差しがどんどん強くなると紫外線が気になり、夏に向けて気が抜けない・・・。

紫外線は肌にダメージを与え、シミ・そばかす・シワ・たるみなどの肌の老化の原因に!

曇りの日でも、薄い雲だと紫外線の80%は通過するといわれ、家の中にいてもガラス越し、カーテン越しに紫外線を受けてしまう・・・。

そんな気の抜けない紫外線防止対策にはやっぱり日焼け止めが一番有効!?

 

日焼け止めのSPFとPAとは?

紫外線にはシミをつくるUV-Bと、シワたるみのもととなるUV-Aの2種類あり、日焼け止めの数値はこの2つを防ぐ値を表したものです。

SPF

SPFはシミの原因UV-B波を防ぎ日焼け(肌に炎症をおこす)防止効果の値。( Sun Protection Factor の略語)

SPF1で約20分

SPF30なら約600分(約10時間)

SPF50+が最高値

PA

PAはシワ、たるみの原因UV-A波を防ぎ、肌を黒くする防止効果の値。(Protection Grade of UVA の略語)

PA+ 効果がある(2~4倍)

PA++ 効果がかなりある(4~8倍)

PA+++ 効果が非常にある(8~16倍)

PA++++ 効果が非常に高い(16倍以上)

(参考:日本化粧品工業連合会)

PA++++が最高値

 

日焼け止めの成分

紫外線を防ぐ成分に、紫外線吸収剤タイプと紫外線散乱剤タイプがある。

紫外線吸収剤

紫外線を吸収し、化学的に熱エネルギーなどに変換して放出する。安易に高いUVカット力が得られるが、変質により肌に刺激を与える可能性がある。

紫外線散乱剤

紫外線を散乱・反射する。肌表面で紫外線を跳ね返し、紫外線による変質がなく刺激になりにくい。

 

SPF50は肌に負担なの⁉

SPF数値の高い日焼け止めには紫外線吸収剤が使われているものが多く肌に刺激があり負担をかけるものが多く、また数値の低いものは紫外線散乱剤を使用し肌への負担が少ないといわれている。

しかし、数値の高いものでも紫外線散乱剤を使われているものもあり、どちらが使われているのか確認することが大事。

 

日焼けの意外な落とし穴⁉ 目からの紫外線の影響に注意!!!

日焼け止めで紫外線対策は十分!っと思っていても目からも紫外線は吸収されます!

目から紫外線が入り、肌にシミができたり、紫外線により角膜炎になることも!

日傘やサングラスなどを活用し、紫外線の吸収を軽減しよう!

注意:サングラスはレンズにUV効果があるか確認を!色がついていてもUV効果のないものもあります。

 

1年の中でUV-Aは5月がピーク!

紫外線のピークは8月と思われがち。

シワの原因となるUV-A波は1年の中で5月がピーク!

炎症や赤くなりにくく、紫外線に当たっていることに気づきにくい・・・。

 

年中降り注ぐ紫外線

気の抜けない紫外線。1年中何かと紫外線対策が必要・・・。

やっぱりシワやシミは極力ないほうがいいから日焼け止めは欠かせない!?

肌に負担にならないように、時と場合によって日焼け止めを変えて使うのが良いと思います。

更に日常生活には石鹸で落とせる日焼け止めがラクでいいかも…