オリーブの木が大変なことになりました!!!
2カ月前からなんだか元気がないなあと・・・カミキリムシ(テッポウムシ)の仕業かなあと思いオルトランやテッポウムシ用のスプレーを使い様子を見ていました・・・(モミジやクラブアップル、バラがよく被害にあってたので。)
新芽が出て、花が咲いたけど・・・でもまだ元気がないなあ・・・なんて思っていたら!!!
なんだかおがくずのような粉が出ているのを発見!Σ(´Д`lll)エエ!!
樹皮をめくってみるとイモ虫が‼
それも結構たくさん! ぅ(@゚Д゚)@。Д。)わぁぁぁ~~~~ッ!!!!!!
何かよくわからなかったので慌ててネットで検索。
その正体は「オリーブアナアキゾウムシ」と判明!!
よく見ると成虫もいた!!!
オリーブアナアキゾウムシとは!?
オリーブアナアキゾウムシは、日本固有種の虫でオリーブの樹皮を食い荒らし、幹に穴をあけて卵を産み付け、ふ化した幼虫もオリーブの幹を食い荒らし、発見が遅れるとオリーブの木を枯らしてしまう頭が象のような突起物がある虫です。
オリーブを育てている人には大切なオリーブを枯らしてしまう害虫になります。
何十年・何百年という大切な木も1年ほどで枯らしてしまうというほどなのでオリーブの天敵です。
早期発見には姿・生態を覚えておいたほうがよさそう…。
オリーブを栽培しているところはこのオリーブアナアキゾウムシをすごく警戒してます!
オリーブアナアキゾウムシについて詳しく書かれているので参考になります。
オリーブアナアキゾウムシの対策方法
スミチオン乳剤が効くということだけど、なかったので慌ててネットで注文。
スミチオン到着までほっておけないので、幼虫探し!!!
ぐりぐりしているうちに木がかわいそうな状態に・・・(つω-`。)
どうだろう・・・これ。大丈夫だろうか⁉ ・・・
対策方法
捕獲駆除
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1先ずは見つけられる成虫・幼虫を駆除する。
成虫は地面に落とさないように気を付けて捕獲する。地面に落ちると行方不明になりやすいので。
ピンセット等を使って幹の幼虫を取り除きます。
殺虫と保護対策
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2スミチオン乳剤を50倍に薄め、スプレーで散布。
これで残っている幼虫がいてもしみて効くはず。成虫にも効いてくれるはず・・・2が月は持続性があるというので様子を見てみよう…
そして、樹皮があまりにもめくれてしまったので、
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3トップジンMペーストを上から刷毛で塗る。
木を保護するために塗ります。耐雨性があり、殺菌効果がある。
あと、上に水分が上がりにくい状態なので、
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4負担を減らすために枝を刈り込む。
結構バッサリと・・・ほんとは夏の時期の日除けになるはずだったのに・・・(っω・`。) でも枯れてしまうよりは・・・
これで回復してくれるといいのだが・・・
様子を見てみよう。(´・_・`)
その後の状態
==2019.8.1追記==
あれから2週間程経ちました。
スミチオンを散布した次の日、イモ虫が1匹外に出て死んでいたので、薬は効いているみたい。
暑い日が続き、枯れてしまわないか心配だったが、今のところ前より元気になったよう。(* ´ ▽ ` *)
実がついてるところもあるので負担を減らすために取り除こうかどうか考え中・・・。
==2019.10追記==
とうとう枯れてしまいました・・・。
負担を減らすために実も取り除いたのに・・・。
オリーブアナアキゾウムシにかじられた幹は枯れてしまいましたが、若い枝が下のほうから出ていて、その枝は大丈夫でした。
大きな幹はだめになったけど、木はまだ生きているので小さな枝から大きくなるまで頑張って育てようと思います!